いわゆる民族衣装は、いろいろなところで売っているけどなかなかいいものがナイ。街のいたるところには仕立て屋があって、気にいった生地を持ち込んで仕立ててもらう。店の入口にはモードカタログのようなポスターが貼ってあって「こんなのがイイ。」というと、ちゃんと作ってくれる。採寸も独特。普通ヌードサイズを計ってから仕立てるが、ガーナでは出来上がりのめやすに採寸する。でも、なぜかぴったりのができるんだな〜。フシギ。伝統的なドレスからニューモードまでなんでも。時間があったらどうやって裁断しているのか見たかったな〜。 服装で意外だったのは、ヘッドドレス派は少なく、細かく編んだり、カーラーでストレートにのばした髪で、女性達はオシャレを楽しんでいるよう。カーラーがそのままヘア−アクセサリーっていう感じの女性も。子供はイヤリングをしていないと男の子だっていわれちゃう。AMIはずいぶん間違われた。ヘッドドレスもあまりぐるぐる巻にせず後ろで縛ったりサラッと巻いている感じ。 |
![]() | マディナマーケットで見たヘアサロン。
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![]() | 年代物のなつかしいミシンが2〜3台。 すらいみーの祖母は戦後から婦人服の仕立て屋をやっていたので、こういう仕立て屋はとてもなつかしい。こういうところでよく遊んだもんだ。見本の写真も、ちょうど昭和40年代に見たようなワンピースやスーツのデザインにアフリカンテイストを加えたようなものが多かった。日本の昔の洋服屋のように頼んだとおりになんでも作ってくれる。小学生くらいの女の子は、ほんとにフリフリのワンピースを着ていた。(セーラームーンのようだ。)若い女性はとにかくタイトなものがお気に入りのようだ。 伝統的なツーピースは、さらに腰にとも布を巻く。実はそれで3ピースという。 刺繍入りのドレスの場合、仕立て屋でブラウスやドレスを仕立て、さらに刺繍屋に持っていき飾りの刺繍をつけてくれるシステムらしい。 しかし、あの採寸でどうしてこういうものができるんだろう?2〜3日して行ったらすでに出来ていたので作っているところは見られなかったから、いまだに不思議だ。 |
マスターの店の外観。 | お針子さんたち。 |
仕立てた服このツーピースは、ガーナのトラディショナルデザイン。スリットは、両方とも膝うえあたりまで来るバックスリット。下のものはプリーツのあるチューリップ。 | ウエストはロープが入っていてぎゅっとしばります。 |
![]() | パンツ2本。 |
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![]() | いま、アクラではアジア風な柄の布も若い人には人気らしいです。街中には東アフリカ風なシャツを着た女の子もみました。 |
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上の布は柄によっては日本の浴衣地そっくり。この白地に藍の柄の布は、正装に使うそうで、教会に行くマダムなどもよくこの布で作ったドレスを着ていました。 | |
これは、よく売っているガーナ風ドレス。 | 地もようが入っていて着てみると意外に涼しい。 |
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![]() | 男性用のシャツとパンツ。ケンテプリントのものを集めてみました。この形のシャツはよ〜くみかけます。襟元の刺繍がそれぞれちがいます。 下にあるスモック型のものは、ガーナではけっこうおじさんが着ています。ロビ族の木琴奏者は,これを着て演奏します。ロビでは「フグ」と呼んでいるものです。胸と背中にマークが着いていてそれぞれ意味があるそう。素材はまるで柔道着。よくあつくないな〜とおもうんですが、かなりゆとりがあるので、いがいに風通しがいいのかもしれません。
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裏地につかわれているのはなんと小麦粉の袋。 | ![]() |
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すごく幅の広いズボンです。まさにフリーサイズ。 この服を着るとこうなります。 | ![]() |