妙見梅花運勢断


  妙見梅花運勢断/初回 2001/05/26 Sat

 雑司ヶ谷鬼子母神妙見様の梅の木の下に出た相観はよく当たったという。
その霊験にあやかり、あなたの相を観てしんぜよう。

 あ、そこのあなた。...そう、あなたです...。

 あなたの向かって左肩の上方に、手まりほどの丸いモノが上下しておる。これはあなたを守る一団に学者がおり、“解”という文字に似た(いや、“蟹”かもしれんが)提灯のようだ。『もっと真剣に、取り組んでほしい』、『灯をたやさないでほしい』と言っているなあ。同時に血流、腎臓関係に注意を呼び掛けてもいる。
 男女関係では、なにかが、目詰まりを起こしておる。原因は低奏リズムのとどこうりじゃなあ。7日間早起きをして外の早朝の気を帯びるとき、そのリズムは整と思う。その上で、ハッキリと内なる声を“言葉”に出すことが、あなたを善き方に向かわせるはずじゃ。

 見料はいらん。

  妙見梅花運勢断/二回 2001/05/27 Sun

 雑司ヶ谷鬼子母神妙見様の梅の木の下に出た相観はよく当たったという。その霊験にあやかり、あなたの相を観てしんぜよう。

 あ、そこのあなた。...そう、あなたです...。

 ん〜。...あなたはとうに死んでおる、いままで3回じゃ。1度に4つの生を生きる運命を持っておる。非常にめずらしい。その1回ごとの切れ目ごとに、身体の一部をなくしておられる。それはまた、死の悲しみに匹敵する苦悩をともなって回を変えている。正面右奥に天法輪が見受けられる。世の中を変える力を持っておられる。悪が悪にあって悪に陥らず衆生のたましいを代弁する。菩薩道の実行がおのが使命じゃ。きっとご自分でも生きてることが不思議であろう。このようであるからなにものも持つ事がない。端からみると苦難の生じゃが実りあるものじゃ。真の灯火はゆらぐもんじゃないのう。

 菩薩から見料はとれん。

 妙見梅花運勢断/三回 2001/05/29 Tue

 雑司ヶ谷鬼子母神妙見様の梅の木の下に出た相観はよく当たったという。その霊験に あやかり、あなたの相を観てしんぜよう。

 あ、そこのあなた。...そう、あなたです...。

 どうしたのですか?さまよっておられるようですが...。
 あ、なんだ先生じゃないですか!なにか気になるものでもあるんですかい? ...え、?!小生を気にしていただいてるんですか?先生、あちらでおとなしくしてて下さいよ。あのワイキキの虹で心配事はないのはこっちとらわかっているんですから...。小生マジメにやってるの知ってるでしょ...?まったくあっちに行ってもあいかわらずですね。ああそうだ、こっちにいるときからフラつくのは趣味でしたからね〜。あっちこっちふらふらごいっしょさせてもらってホント楽しかったですよ...。しかし、う〜ん、これがね〜とやっぱ先生じゃねえか...。うかばれないヤツとまちがわれますゼ。先生の場合、うかばれないどころかまったく逆なんだから...。

 見料どこじゃねーな。

 

  妙見梅花運勢断/四回 2001/06/01 Fri

 雑司ヶ谷鬼子母神妙見様の梅の木の下に出た相観はよく当たったという。その霊験にあやかり、あなたの相を観てしんぜよう。

 あ、そこのあなた。...そう、あなたです...。

 樹齢何千年になるアフリカの樹の霊団があなたを守りみちびいていますな。
 これは凄い...。半端な数じゃない。とりわけ、背が低くやせた白いヒゲの老人の意見は絶大で、この人は知恵者だ。名はヨージャ、またはヨージェメといい、白い羊と言う意味。霊団の代表だ。
 日本に来るのは、やはりこのように古い樹の霊団が同様に日本にもあるからだ。今回来れば今までと違う出合いがあり同じ同胞を得、故郷に帰ったような思いがするであろう。

見料は多すぎてはイケません。

 妙見梅花運勢断/五回 2001/06/11 Mon

 雑司ヶ谷鬼子母神妙見様の梅の木の下に出た相観はよく当たったという。
その霊験にあやかり、あなたの相を観てしんぜよう。

 あ、そこのあなた。...そう、あなたです...。

 ミャ〜。ミャ〜。そこの猫さん...。そうお前、お前さんだよ。
 わしも退屈だ。お前さんを観よう。
 やや?!お前は元人間じゃったな?!う〜ん...。知ってるんじゃが...。
 記憶を絞っても出て来ん。しかし、お前とはいつかの世で会ってるぞ。
 こんな風に出会うのもまたおもしろいもんじゃて、わははは。
 顔を洗う姿、...その瞳の奥の鋭い光は今もなかなかのもんじゃ。

 どうじゃ、見料5ひゃく万円じゃ。


...知らん顔通すとこが猫じゃわい。

 

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